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極寒、快感、雪おろC。

待ってました、ドカ降りの雪!

きましたねー、この季節がやってきましたねー。
もう本当に、寒いしキツいし運転怖いしもうウンザリ!って嫌になりがちな雪国ライフですよね。


村じゅうで一斉に、屋根の雪下ろしだよ!ヤッホー!!!(テンション高いの私だけ)
 
さすが新潟県境、最北の町さんぽくの、更に山奥、山熊田集落。

海側ではせいぜい10cmくらいの積雪なのに、ここは屋根の上でも1m超え。
ふわふわの雪は風で飛んでいったりするのに、1m超え。
ダイブしたら冷たいけど最高に気持ちいい、1m超え。

地層みたいな冬の屋根の図をかいてみたよ。

じゃりじゃり部で止めとかないと、滑って落ちる可能性急上昇します。
命の恩人、摩擦力。



ハシゴでビビりながら屋根の上まで登って、ふわふわの世界。
飛び込みたいけど、やるなら平地でやりましょう。屋根の上、危険!



80歳前後のおばあちゃんがたが現役バリバリの身のこなしで、さらにビビる。
ここ、屋根の上っすよ。ベテランといえども、スーパーすぎます。
下見ると怖い。だけど、隣に流れる渓流・山熊田川がきれいだからつい見てしまって、ビビり続ける。

二階の屋根を下ろして、一階の庇を落として、落ちた雪を踏み固めたり除けたりして玄関までの道を確保する、というざっとそんな手順です。
普通にスコップで雪を放り投げたりもしますが、
プラスチックのトタン板やビニールシートを滑り台みたいに敷いて、そこに雪を滑らせて落とすという、
なんか超便利な発明品の活躍で、少しでも作業を楽にする工夫がすごいです。
一瞬私も滑りたくなるんですけど、いやいや、ここは2階の屋根の上。あっぶねー。

なかなかの重労働です。
気温は氷点下なのに、暑い。あづい。
1枚、2枚と上着を脱ぎ脱ぎ、
となってきたら、いよいよアレの登場ですか?!ですね!!!
待ってました〜っ!!!

実は、この時期じゃないと味わえない最高かつ玄人レベルのうまいものがあるんです。


その名は、オロナミンC!
超うまい!最高にうまい!どうしよう、うますぎて涙が…。
本当にいつもの、あの、オロナミンCっすか?


こう、なんていうか、言葉じゃ言い表せない幸福感。
屋根の上で、一服。最高に気持ちがいいぞ!!!

今、この時、最も「ちょうどいい」ご褒美、それが「C」。
なぜかこの集落で絶大な人気を誇っている「オロナミン様」、その理由がわかりました。

少し地を離れて、空を仰ぐ。 Cと共に。
ああ、今日もいい日だなー。


2階の屋根は「大屋根」と呼ばれています。
大屋根の雪下ろしが終わって、今度は一階の上の庇部。
「あれ?私、なんか臭い?汗かいたから?え?なになに?!(心の声)」
とちょっと動揺してたら、横で鮭が干されてぶら下がってました。ふう、焦ったぜ。


雪下ろししたら当然、

道がなくなります。
それをショベルでガガガガガ。重機ってありがたいなあ。
村がひとつのチームみたい。
振動で耳の穴の中がくすぐったかゆい。

あー、さすがにお腹減ったな〜。
と思ったちょうどこの頃、

おばあちゃんがたが薪ストーブでお餅を焼いてくれました。

あちちち、すんごいのび〜る。うまーい!!!

この達成感と爽快感、山奥に住む人たちの特権だなって思います。
筋肉痛は明日かな?

 

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