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たぐって解った、たぐり飴。

もうかれこれ20年ほど前から気になっていた、米や穀物から水あめを作れるらしいという薄ボケたワクワク情報を、

まさかさんぽくで思い出させてくれるとは!

 

さんぽくでは、水あめのことを「たぐり飴」というそうで、もち米と「飴もやし」という謎の素材から作られています。

 

「もやしといえば、麹のことでねの?味噌とかこしゃえる」←覚えたて山北弁

「いーやちごう(違う)。飴もやすは、あれはなんだろ、飴もやすというまた別なものだ。あ・め・も・や・す」

と断言されまして、謎は深まる一方で。

 

あめもやし、あなたは一体誰なんだ?

 

 

飴もやしの謎を解くため、ことあるごとにいろいろな人に話を聞けば、意外とすぐに判明しました。

ジアスターゼ。あの大根などで有名な消化酵素でした。

あら?意外に現代的な素材すね…。

 

しかし、ここからがまた遠い道のりでして。

探し方が下手なのか、さんぽくだけじゃなく村上市内、新発田まであちこちの薬局へ行ってもどこにも売っていない。

ジアスターゼ入りの胃腸薬はあったけど、ええと、そうじゃないそうじゃない。

結局ネットで、ジアスターゼの錠剤を試しに購入しました。

 

 

さて早速、王道もち米バージョンで作ったよ。

 

たぐり飴の作り方(出来上がり4合程度)> ※実験分量です

 

材料

*もち米     5合

*水       適量

*ジアスターゼ   50g 

 

 

1、もち米を一晩水につけ、翌日蒸します。

 

2、蒸したもち米に水をひたひたになるよう注ぎながら、40度くらいを目指します。このとき、なるべくかき回さないほうがいいです。練りすぎると仕上がりが粉っぽくなって美味しさ半減(←失敗済み)

 

 

3、ジアスターゼをふりかけ、

 

優しく混ぜるとパシャパシャに!

 

 

4、そのまま保温しつつ数時間放置します。

 

 

5、ザルや晒で濾します。

けっこう絞るとこれしか残らない。すごいな酵素。

 

 

6、煮詰めます。

 

 

7、翌日もさらに煮詰めます。最終的にはこんなに減ります。

焦げ付かないよう混ぜ続けます。

やめどきは、常温サラダ油くらいの固さかな。冷めたら固まるので、ゆるいくらいが丁度いい。

 

8、保存瓶などにつめましょう。

やだもう、おいしい!練りたい練りたいたぐりたい。

「箸!割箸はどこ!」みたいになりました。

お鍋にくっついた飴は、お湯で溶かして「ホッと飴」や「冷やし飴」(と勝手に命名)といったお飲み物でどうぞ。

 

 

後日、出来た「たぐり飴」を持って中継にお茶のみ行ったら、実はエキスパートだったみなさん、さらにいろいろ教えてくれました。

中でも一番のトピックだったのは、以前はどこの家もひと畝、飴もやし用に大麦を育てていたそうです。

もしや、もやし!?(←言いたかっただけ)

それって思いっきり麦芽じゃないすかっ!!!この辺りも麦育ててたんですね?!

っていうか、雪国で育つ印象ないですけど!? あ、冬じゃなきゃ大丈夫か。

ほかにも、どんな場所で発芽させ、どう保存していたかなど、様々なことを教えていただきました。すごいっす!

 

 

薬品ではなく、史実的にも本物感満々の「飴もやし」の実態が明らかになって、やっと腑に落ちました。

そうですよね!もやしはやっぱり芽っぽくなくちゃですよね!!(主観です)

 

 

聞くだけでなく、やってみて、たぐって解った、たぐり飴の正体でした。

 

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