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だーまた!

 私が山北・中俣に来てはじめに困ったのが、オリジナル感溢れまくる方言。

 もう、なに言ってるのか全然わからない。さらにマタギたちは独特で、気配や目線、首の動きや瞬間指差しなど、言語を使わないコミュニケーション法を使うものだから、なにがなにやらさっぱり…。

 学生時代の山形ライフで培った山形弁はほぼ通用しないし、でもちょっとだけ庄内弁っぽい。英語のほうが全然簡単、辞書もあるしって思うほどです。

 そんなど素人の私も2年が過ぎ、100%ではないけど結構わかってきた。「それどういう意味?」っていまだに1日3回は聞いてますが。

 

去年あたりからのお気に入り方言は「だーまた」です。(だーまた?だーまだ?)

当たり前だ!っていう意味です。語源もさっぱりわからない潔さ!

 

というわけで、山北中俣の当たり前だけど、他地域では全然当たり前じゃない暮らしぶりや情景をまとめたマップ&パンフを作りました。

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味噌をつくる

さて、先日仕込んだの、本領発揮する時がきました。

 

パンやお酒もそうですけど、菌たちにいいお仕事してもらうために手助けするのが人間の役目、と本職の方々からよく聞きます。

人間ではどうにもならない気温や寒暖差、通気や湿度などの「気候」だったり、蔵付き菌のような在来菌だったり、手の加え方だったりと、影響を強く与える要因は様々ですよね。

 

味噌もまた、「いい条件というものは、複雑に偶然が折り重なってできるんだなあ…」と遠い目で想いを馳せざるを得ないんですね。

だってですよ?同じ豆、同じ塩、同じもやしで分量も同じに作った味噌が、山熊田のような山間と、府屋のような海沿いでは、距離にしてたった20km足らずしか離れてないのに、全く違う仕上がりになるうえ、味もぜんぜん違う。なんでどして?

 

近年は力仕事で大変だからと府屋へ味噌作りを頼んでいたけれど、わたしを人足としてあてにしてくれた結果、自家製味噌が復活します。ウェルカム手前味噌。

 

さて、さっそく作るよー。

 

どでかい鍋を薪ストーブに。大豆を水煮にします。(今回は乾燥豆1斗ほど)

茹で上がったら潰します。ミンサー便利!

きれいなシートの上に均一に崩して広げて崩して広げて、

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こうじをつくる

 こちら山北に越してくる前まで「買うものだと思ってた」ものは本当に多くて、

さらに「作れるとは知っているけど、自分で作るには謎すぎて尻込む」ものもまた、多かった。

 

 そのなかでもまさに王道中の王道、「みそ&こうじ」を作る日が来ましたよー!イェーイ未開の地!!!

味噌にはこうじ(麹)が必要ですね。

麹から作ります。もやし(麹菌)からは作りません、作れません。難易度高すぎワンダーランド。

 

 

もやしの「も」の字も既にワンダーランド。


 

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